戻る

地域漁業学会長崎大会のご案内

1.開催要領

1)期日:平成16年11月5日(金)、6日(土)、7日(日)
2)場所:長崎大学水産学部及び環境科学部(文教キャンパス)
3)スケジュールと内容
 【11月5日(金)】
 午後から  理事会、各種委員会、会計監査  長崎大学水産学部

 【11月6日(土)】
  8:50〜 受付
  9:30〜12:30  個別報告   長崎大学水産学部
  13:30〜14:30 学会総会  長崎大学環境科学部102号教室
  14:30〜17:00 ミニシンポジュウム 長崎大学環境科学部102号教室
   ミニシンポジュウムテーマ「漁村活性化の成功条件」
 座長:磯部 作(日本福祉大学)、伊藤康宏(島根大学)
   「漁村産直市の成功条件」竹ノ内徳人(愛媛大学)
   「水産物のブランド化」波積真理(熊本学園大学)
   「平成長崎俵物の取り組み」松尾勝樹(長崎県水産振興課)
   「海洋レジャー事業による漁村活性化」鳥居享司(近畿大学研究員)

  18:00〜20:00 懇親会    長崎厚生年金会館

 【11月7日(日)】
  8:50〜 受付
  9:30〜16:00 シンポジュウム 長崎大学環境科学部102号教室
   シンポジュウムテーマ「日中韓の漁業と漁業管理」
 座長:山尾政博(広島大学)、佐野雅昭(鹿児島大学)
   コメンテーター:常 清秀(三重大学)
   「日中韓の新漁業秩序の形成と漁業管理」片岡千賀之(長崎大学)
   「東シナ海・黄海の漁業資源」堀川博史(西海区水産研究所)
   「大中型まき網漁業と新協定及びTAC制度」亀田和彦(長崎大学)
   「韓国近海底引網漁業の操業と再編方向」金 炳浩(釜慶大学校)
   「中国漁業の展開と漁業管理問題」婁 小波(東京海洋大学)
   「長崎県の東シナ海漁業と国際交流」小坂安廣(長崎県総合水産試験場)

2.交通機関、宿泊について

<会場へのアクセス>
 JRの場合は、浦上駅、あるいは終点の長崎駅で下車。そこから路面電車で
「赤迫(あかさこ)行き」に乗り「長崎大学前」で下車(電車は100円)。浦上駅から
タクシーだと600円位。
 高速バス・空港バスでは「昭和町(しょうわまち)」バス停下車、大学の裏門経由で
徒歩10分。便によっては「昭和町」を通らないで、新地バスターミナルやJR長崎駅等に
行くものがありますが、その場合は近くの路面電車に乗り換えて下さい。
 車でのお越しの方は、大学正門で入構手続きをして下さい。

3.大会参加にかかる費用

 下記金額を当日受付でお支払いください。すでに郵便振替を
利用された方は払込金受領書をご持参ください。
  大会参加費:2,000円(一般・学生会員),非会員は無料
  懇親 会費:6,000円(一般会員と非会員),4,000円(学生会員)

 ※地域漁業に関心をお持ちの非会員の方は今回、大会に無料で参加
することが出来ます。よろしければこれを機会に是非ご入会下さい。
入会申込書等は大会受付にもあります。

4.個別報告
個別報告は4会場に分かれて開催されます。時間等、くわしくはこちら

<第1会場>
オーストラリアにおける沿岸漁業管理システムの特徴 − クイーンズランドの事例
                                        日高 健(近畿大)
FISHERIES DEVELOPMENT AND MANAGEMENT IN MALAWI: STATUS, CONSTRAINTS AND WAY
  FORWARD            George Matiya(愛媛大院)・若林 良和(愛媛大)
COASTAL AREA MANAGEMENT IN MULTI-PURPOSE OF UTILIZATION BY LOCAL
  ORGANIZATION: CASE STUDY APPROACH IN THAILAND
        Wantana Chenkitkosol and Masahiro Yamao(Graduate School, Hiroshima University)
台湾における遠洋鮪漁業の現状と課題    前潟 光弘(近畿大)
貝類養殖技術の開発と普及を目指した技術移転 − エル・サルバドル沿岸湖沼域養殖開発
  計画の経験を通じて −              岩尾 恒雄(広島大院)
新漁業秩序下における韓国TAC制度の現状と課題        西田 明梨(長崎大院)
日韓新漁業秩序の形成と漁業管理の実態 − 島根県を中心に    伊藤 康宏(島根大)
チェサピーク湾プログラムの環境管理システム     山田 二久次・高山 進(三重大)
<第2会場>
徳島県における瀬戸内海機船船びき網漁業の資源と漁場利用 斎浦 耕二(徳島県水産課)
広域的水産資源管理と水産物付加価値向上への取り組み −淡路育波浦の船曳網漁業を事
  例として−                        田中 史朗(兵庫県立川西緑台高校)
漁業・漁村が変える経済思想 − 古典の文献サーチと異端経済思想の再認識 −
                                         岡本 勝(中央水研)
漁村活性化に向けた都市漁村交流の取り組みと課題
                                     大塚 浩二(漁港漁場漁村技術研)
漁村女性グループ誕生初期の成長を促す条件(漁協女性部との関係) − 高知県宿毛湾を
                         事例として − 村上 幸二(高知県宿毛漁業指導所)
学校給食における地場産水産物利用の意義と問題点
                     阿部 覚(愛媛大院)・中安 章(愛媛大)・若林 良和(愛媛大)
釣り人による遊漁船利用時の重要度・満足度 −因子分析による心理学的アプローチ−
                                     小川 砂郎(神奈川県水産総研所)
沖縄県離島地域へのモズク養殖技術普及の地域的条件 ―沖縄県伊平屋村を事例にして―
森 眞一郎(稲生高校・三重大院)
<第3会場>
海を活用する環境教育について − 駿河湾における実践例 −    新田 時也(東海大)
漁業における自然再生事業の役割                  有路 昌彦(UFJ総研)
沖縄島羽地内海における干潟の環境認識とその地域差   池口 明子(名古屋産業大)
漁場造成事業におけるパブリック・インボルブメント − 事業への参加型
                                   中西 孝・大谷 誠(中央水研)
漁協新規参入者の類型と漁業権の変質 − 琵琶湖沿岸漁協の事例から −
                                矢野 晋吾(滋賀県立琵琶湖博物館)
沖縄県北中城村のひとえぐさ養殖業に関する実態と展望 − 民族水産学試論
                                         田村典江(京大院)
カツオの地域資源化とコミュニティ − 高知県中土佐町の事例から −
                                         若林 良和(愛媛大)
<第4会場>
国内におけるクロマグロ養殖の経営展開           中原 尚知(近大COE)
養殖マグロ市場の変遷と量販店の仕入・販売展開 − 仕入チャネル・価格決定プロセスの
   あり方に焦点をあてて −                   山本 尚俊(近大COE)
マグロ流通構造の形成と変化のメカニズム
                   野崎 礼佳(東京海洋大学大学院) ・婁 小波(東京海洋大)
カニ風味蒲鉾の開発・製品革新とカニカマ産業の確立 辻 雅司(水産タイムズ)
輸入ハモの需給状況と今後の可能性 −京都・大阪の需要との関係−
                                             津國 実(近大)
The impact of HACCP based regulatory system on seafood exports from South Asia
     D.A.M. De Silva and Masahiro Yamao(Graduate School, Hiroshima University)
卸売市場における適正な廃棄物処理システム
                                         川瀬 稔尚(三重大院)